ひではる
みなさんこんにちは!
えんりん歯科クリニックの院長の円林秀治です。
歯が一本喪失してしまった時の治療法の一つにブリッジがあります。
これから「ジルコニアブリッジ」についてご紹介いたします。
ジルコニアとは?
ジルコニアは、近年注目を集めているセラミック治療のひとつで、人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度が高く審美性にも優れている新しい歯科用材料です。
セラミックとジルコニアの違いとは?
セラミックは陶器のような焼き物やガラスをイメージしてください。
二ケイ酸リチウムガラスを使って耐久性を高めたものもありますが、一般的には
見た目はきれいですが、金属に比べて割れやすいという欠点があります。
ジルコニアはジルコニウムの酸化物で模造ダイヤとも言われているように、固く、耐久性が高いのがメリットですが、審美的にはセラミックの方が勝ります。
ジルコニアって虫歯になりにくいの?
詰め物・被せ物の治療で注意したいのが二次う蝕(虫歯の再発)です。 虫歯菌は食べかすなどの汚れを吸収して酸を出します。 金属は酸に弱いため、歯との間に隙間ができやすく、そこから虫歯が再発する可能性があります。 ジルコニアは酸に強く経年劣化しにくいことに加えて、虫歯菌も付着しにくく、虫歯になりにくいメリットがあります。
ジルコニアブリッジ 1本歯が欠損したケース 40代 女性
1本歯が欠損した部位にブリッジ(橋渡しの歯)を希望されました。
もともと両サイドが被せ物の歯だったので、歯が生えているかのような歯茎を仮歯にて人工的に作り、オールセラミックスによるブリッジ(ジルコニアブリッジ)で修復しました。
欠損部はインプラントだけでなく、場合によってはこのようにブリッジによっても審美的に修復することが可能です。